
神様のパズル
久々に小説の話題でも。
ハードカバーで出版されたときに欲しかった本が3年半の時を経て(つーかそんなに時間経ってたとは)文庫本になりましたので、ようやく入手。SFものだと思っていたんですが、読み終わってみれば青春小説でした。
留年しそうな学生が、たまたま一緒のゼミになった天才女子学生・穂瑞沙羅華を学校に出させるために言い出した「宇宙は作れるのか」という疑問から始まる物語。
主人公の一人称視点(日記形式)でつづられているので読みやすいです。
物理学のゼミが舞台なので専門用語はちょっと難しめですが、たまたまこれを読む前に相対性理論と量子論の本を読んでいた私はちょっとそれで補完出来たので良かったです。つまりそのくらいの知識があれば読めるかと。むしろわからなくても物語の本質はわかると思いますし。
最後の方になると、展開もスピードアップして面白いです。
映画化やゲーム化もするそうで、映画はどんなものになるのか楽しみです。小説原作だと原作ファンはがっかりすることが多いですが、それだけ期待度も高いということで、頑張って欲しいです。ゲーム化は、どんな内容なのかさっぱり想像つきませんね。宇宙を作るシミュレーションゲーム? それだとシムシリーズだ。
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ライトノベルってここ最近は読んでなかったんですけどね。やっぱり秋山瑞人さんは好きだな~ということで、「イリヤの空、UFOの夏」を全巻一気に購入。全巻って言っても4冊だけですけど。もうすぐ1巻を読了しますが、以前に読んだ「猫の地球儀」よりも読みやすいです。
秋山さんの小説って設定が複雑なんですけど、文章から映像が簡単に浮かんでくるんですよね。絶対映像化しやすいはず。
まあ、そんなわけでこの「イリヤ~」も来年アニメ化するわけですが(前にもここで書いてますね)
「猫の地球儀」は、かなり泣ける話でしたけど、「イリヤ」はどうなんでしょうね。まだ途中だからわかりませんが。
また久しぶりにライトノベルでもあさってみようかな・・・。