久々更新のこの漫画カテゴリ、またもや「タビと道づれ」についての投稿です。
・・・だって好きなんだもん。
あまり話題には聞かないけど、本屋に行けば結構な数を置いているのできっと人気あるんだと思うのですが・・・。ということで、第3巻の発売です。これは10日に発売と聞いて、ちゃんと発売日に買いに行きました。続きが気になって仕方なかったんです。
さて、前回で航ちゃんと再会したタビ。しかし、航ちゃんはすっかりタビのことを忘れていて・・・。
以下ネタバレ感想。
・・・唐突にタビがクロネくんの家にいたので、2巻と3巻の間に何が起こったと思ってしまいました。そういえば、航ちゃんに忘れられてショックだったタビは、逃げ出した途中でクロネくんと会ったんでしたっけ。どうやら、その後にクロネくんの家にいったらしい。
そんなわけで、3巻で描かれているものの一つは、タビの過去。この緒道にいたときの学校生活、航ちゃんとの出会いなどが見られます。
そして、もう一つはクロネくんの現在。彼の願いも明らかに。この街の繰り返しは、彼の願いから来ているようです。ただ、今現在はそういうことになっているけど、今後の展開では実は別の人物の願いだったなんてこともありそうな気がします。というのも、クロネくんは航ちゃんの言葉で救われるのですが、そうなると彼がこの街の時間を繰り返す必要もなくなってしまうわけで、この街の繰り返し現象がなくなってしまうと、あっさりこの物語自体が終わってしまうわけで・・・。
月子さんが、未来を見る能力というような意味深発言をしてましたし、彼女はセキモリ? セキモリ以外の何か特別な存在とか? まだまだ謎だらけです。
ユキタくんは、カノコちゃんから怒鳴られて、月子さんと話をして、ようやく自分の気持ちにも気が付き始めた所でしょうか? 1、2巻には少なかった恋愛分が(←カノコちゃん分があったとか言われそうですが)入ってくるのかなーと思ったのですが、そんな時にタビが重大な事実に気が付いてしまいます。
それは、ユキタくんが受けた劇団のオーディションの二次審査の日時。そこには2001年の記載が。
ところが、先日タビが航ちゃんから貰った手紙の消印は2006年。
・・・ということは。
5年前の夏の一日を延々と繰り返している街に、未来からやって来た少女という図式になるわけですよね。この展開は衝撃でした。
確かにクロネくんの探している相手の子は、タビに似すぎだなーとも思ったんですが、学年が違いすぎだしなあと同人物とは考えられなかったんですよね。でも、そうなるとクロネくんの探している相手は、5年前に引っ越す間際のタビってことになって・・・いつかは、小学生のタビと高校生のタビが出会う時が来るのでしょうか。
毎回いいところで終わってしまうのがすごいなあと思います。
載っているどの話数よりも、最後に持ってきている話で終わるのが引きとしては一番効果的。構成が素晴らしいですね。
またもや続きが気になって仕方ありません。
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