6人の女優が昭和から平成までの3世代を演じるという映画「FLOWERS」を観に行きました。
視聴理由は蒼井優好きだからなのですが、そういえば広末涼子が出ている映画を観るのは「零の焦点」以来です。あのときもそうだったんですが、劇場内の年齢層高いな。
家族ものに弱いので、とにかく終始泣けました。当時の型にはまったような塩見三省演じる父親とのやりとりとか、なんだか羨ましく感じる部分もあるのは、個人的な環境によるところが大きいんでしょうけど。
しかし、約二時間で6人分の物語なわけですから、一人一人の物語はそう大きく広がるものでもありません。話の軸がつながるのかとも思いましたが、結構ばらばらです。内容もこれまでにどこかで観たような聴いたような話ばかりなので取り立てて目を見張るものはありません。
6人もいるのだから、結婚しない子どもは産まないという選択をする人物がいてもいいのではないかとも思いましたが、人生がつながっていく様子を描いているわけだから、そうすると話がぶれるのかな・・・。
家族はいいよね、子供がいるっていいよね、っていう、少子化の時代へのメッセージなんでしょうか。などと考えると素直に泣けなくなるので、そのまま温かな家族像を観るといいと思います。
ところで、長門裕之演じる官能小説家の過去に一体何があったんでしょうか。そこは描いて欲しかった。
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